会長挨拶
宮崎県民生委員児童委員協議会
会長 長田 一郎
民生委員・児童委員は誰もが安心して住み続けられる地域づくりのために、全国共通の制度として、全国約23万人が日々活動しています。宮崎県では2,613人(令和6年3月時点定数)がおり、112の地区民生委員児童委員協議会に属し活動を行っています。
民生委員・児童委員は、自らも地域住民の一員として、相談内容に応じて、必要な支援が受けられるよう、地域の専門機関とのつなぎ役になります。さらに、担当区域において高齢者や障がいのある方の安否確認や見守り、子どもたちへの声かけなど様々な活動を行っています。
また、民生委員制度は平成29年に創設100周年という大きな節目を迎えました。
活動スローガンである「支え合う 住みよい社会 地域から」をもとに、これからも常に地域住民の立場に立って、地域住民や関係機関・団体と連携、協力しながら、地域の絆づくりを進め、「誰もが笑顔で、安全に、そして安心した生活ができる地域づくり」のための取組みを続けて参りますので、御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
民児協(民生委員児童委員協議会)とは?
全ての民生委員・児童委員は市町村の一定区域ごとに置かれる「民生委員児童委員協議会」(民児協)に所属しています。
民児協には、民生委員法第20条により市町村の一定区域ごと(町村は原則として全域に一区域)に設置が定められている法定単位民児協と、市、区または郡、都道府県・指定都市に組織される連合民児協とがあります。
民児協では、委員それぞれの活動を通じて把握する地域の課題を共有し、対応方法について検討したり、委員への研修を実施したりします。
個人としての民生委員・児童委員を組織としての民児協が支え、さらには民児協として関係機関・団体と連携・協働して地域福祉の推進に取り組んでいます。各民児協において、地域の実情に即した重点目標を掲げ、地域住民が安心して生活できるまちづくりのためにさまざまな取組みをしています。
宮崎県民生委員児童委員協議会は2,615名の民生委員・児童委員、112単位民児協で構成されています。
宮崎県民生委員児童委員協議会ロゴマーク
民児協では地域でこんな活動をしています。
- 地域での孤立をなくすために
- 子育て中の親が育児の悩みを共有したり、一息つくことのできる居場所づくりとしての「子育てサロン」や、地域の高齢者が集うことのできる「ふれあいいきいきサロン」の運営に取り組んでいます。地域の孤立をなくすために、行政や関係団体だけでなく、地域に密着した事業者などとも連携して活動してます。
- 子どもたちの安全を守るために
- 通学路や遊び場の危険箇所を点検したり、犯罪被害から子どもを守るための活動を行なっています。また、児童虐待防止を呼びかける街頭キャンペーンを行なったり、虐待の早期発見・早期対応のために児童相談所と連携して子育て家庭の見守りや相談支援に取り組んでいます。
- 住民の安全・安心なくらしのために
- もしものときに備え、緊急連絡先や持病、常用薬などを記入して保管する救急安心キットを配布したり、悪質商法への注意喚起、また夏季の熱中症予防のための呼びかけなど、住民の安全・安心なくらしのための活動を行なっています。
- 災害に備えて
- 災害時に自力での避難が困難な高齢者や障がい者を把握し、支援のための態勢づくりを進めるとともに、行政や自治会、地域住民、関係機関と連携して避難訓練を行なうなど地域の防災力を高める取組みを進めています。
- 地域をより住みやすくするために
- 関係機関と地域における課題の共有を図ったり、住民の立場にたった意見具申を行なうなどの活動を通じて、住みよい「まちづくり」に取り組んでいます。
宮崎県民生委員制度創設100周年記念
宮崎県民生委員児童委員協議会 活動ムービー(平成29年8月作成)
NEXT100年!民生委員応援事業「このまちの民生委員とともに」(MRT宮崎放送平成30年3月放送)
民生委員委員制度創設100年記念誌
~宮崎県民生委員児童委員協議会のあゆみ~
記念誌ダウンロード
宮崎県民生委員児童委員協議会 事務局
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